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肌の悩み対策

シワの原因とシワ取り


シワのできるメカニズム

しわイメージ皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織で構成されています。この中で、皮膚の若々しさに大きく関わっているのが真皮です。

真皮には「弾性線維(エラスチン)」と「膠原線維(コラーゲン)」という2種類の線維が網目状に詰まっており、これが肌の張りや弾力に深く関わっています。
真皮の線維の間や表皮には「ヒアルロン酸」等があり、水分を保持して皮膚のみずみずしさを保っています。

しかし、加齢によって、エラスチンやコラーゲンが変性しその構造が崩れると、表皮のハリを支える力がなくなりしわの原因となります。
また加齢とともに皮膚が生まれ変わるターンオーバーが遅くなり、保湿機能が低下し、肌のモイスチャーバランスが崩れるため、肌の柔軟性がなくなってきます。

やがて皮膚組織全体の機能が低下しシワになりかかったところへ紫外線があたると、シワがそのまま固定されてしまいます。

さらに皮膚の動きによって同じところが何度も折り畳まれると大きな深いシワができます。


シワの原因

シワは、皮膚機能の低下などの内的要因と、紫外線などの外的要因が重なってできています。

紫外線・・・紫外線により、コラーゲンが破壊され、肌のハリが失なわれます。
乾燥・・・冷暖房や外気の乾燥により、肌の水分が失われ、柔軟性や弾力が失われます。
睡眠不足・・・睡眠不足により、皮膚細胞そのものが疲労し新陳代謝が低下します。22時〜深夜2時までの間は、肌の新陳代謝がもっとも活発な時間帯です。
栄養不足・・・ダイエットや極端な偏食による、タンパク質、ビタミン、ミネラルの不足は肌荒れの原因となります。
ストレス・・・ストレスや精神的疲労は体の生理的バランスを崩し、肌に様々な悪影響を与えます。
間違ったスキンケア・・・肌に合わない化粧品や、不十分なメイク落としなど。
老化・・・加齢による真皮のコラーゲンの衰え。
皮膚表面の汚れ・・・皮脂は長時間経つと酸化され皮膚に害を与える過酸化脂質に変化し、皮膚の老化を促進します。


シワの種類

1 小ジワ
目の周りにできる表皮性のしわ。肌を乾燥させすぎるために生じる表皮のトラブルの原因。十分な保湿で回復可能。

2 大ジワ
皮膚表皮の皮溝が年齢と共に深くなったもの。皮膚の弾力性が失われたことによって生じます。早めにお手入れで進行を抑えることが大切です。

3 表情ジワ
笑ったり、眉を寄せたときなどにできる、感情を表現する際に生じるシワ。表情筋の収縮によって生じますが、年齢と共にシワの深さを増し、次第に固定化され目立ってきます。


対処法

1 UVケア
シワの大きな原因になるのは紫外線です。紫外線は皮膚の奥深くまで届き、肌のハリ、弾力を保持するコラーゲンを破壊してしまいます。UVケアは夏のみではなく、1年中必要です。

2 保湿
乾燥した空気は「ちりめんジワ」のもとになります。冬のみでなく、夏のエアコンにも要注意です。化粧水や美容液などで水分を与えしっかり保湿をしましょう。

3 清潔
帰宅後は、早めにメイクを落としましょう。長時間のメイクは皮膚の生理機能を害し、保湿力を低下させ乾燥をまねく原因となります。

4 表情グセを直す
しかめっ面をしていると、眉間にシワが寄り、それを長年繰り返すことで深いシワが刻まれていきます。鏡で表情をチェックしてみましょう。

シミ取りと対策


シミのできるメカニズム

紫外線イメージ皮膚は大きく表皮と真皮に区別されます。表皮の中の基底層にはメラノサイトというメラニン細胞が存在します。
私たちの肌は紫外線を浴びると、奥の真皮にまで到達し、遺伝子DNAを傷つけます。

すると、その刺激を受けたメラノサイトが、皮膚細胞のDNAを守る為に、褐色のメラニン色素を大量に生産します。メラニンは紫外線から細胞の核を守るバリアの役目をしており、役目が終わると垢となってはがれ落ちます。

しかし、新陳代謝がスムーズにいっていないと色素が蓄積し、シミとなって皮膚表面に現れてきます。

また、くすみは寝不足や体調不良から生じる肌の危険信号です。
その原因の多くは血行不良からくるものだといわれています。

また空気に触れた皮脂が酸化して肌を黒くしていたり、古い角質が皮膚の表面に蓄積していたり、水分不足により透明感を失っている場合も、肌がくすんでみえます。


しみの種類と治療法


1 雀卵斑(じゃくらんはん)

通称「そばかす」と言われる、シミで小さな斑点が、鼻を中心に分布します。多くは遺伝性のもので、思春期に目立ってきます。
表皮だけでなく真皮の中にもメラニンがあり、強い紫外線を浴びると濃くなります。


2 肝斑(かんぱん)

ほほ、鼻の上、目の周り、額などに左右対称にできる、少しぼやけたような境界不明瞭なシミのことです。

30〜40才代の女性に一番多くみられるしみで、女性ホルモンバランスが関係しているといわれ、妊娠や更年期、婦人科の病気にかかった時も、出来やすいと言われています。

治療によって逆に濃くなる場合もあり、他のシミと比べ治療はマイルドにゆっくり時間をかけて行う必要があります。


3 老人性色素斑

長年紫外線を浴び続けることによって生じる、老化によって現れてくるシミです。
日焼けした人ほどできやすく、ほぼ円形で顔や体にも出現する、境界線がはっきりしているシミです。


4 炎症後色素沈着

年齢に関係なく、かぶれ、けが、ニキビなど皮膚に炎症を起こした後にできるシミです。


5 脂漏性角化症

「年寄りイボ」ともいわれるシミで、老人性色素斑から症状が進行してできてきます。
初めは丸みがかった状態から、イボ状に、徐々に盛り上がってきます。


6 摩擦黒皮症

顔以外の部分にできることが多く、常時強い刺激を受け続けていると現れてくる、色素沈着です。


対処法

1 UVケア
日焼け止めクリームは1年を通して使い、特に紫外線が強い時期には帽子、日傘なども使用しましょう。家の中でも紫外線は窓ガラスを通過して入ってきますので注意が必要です。夏は汗で落ちやすいので、こまめに塗り直すことが大切です。

2 保湿
皮膚が乾燥していると、肌のターンオーバーが乱れ、メラニンが沈着しやすくなります。水分をたっぷりと補いましょう。

3 清潔
皮脂は長時間経つと酸化され皮膚に有害な過酸化脂質に変化し、シミの原因となります。

4 ストレスをためない
ストレスによりホルモンバランスが崩れ、メラニン色素が過剰に作られます。肉体的・精神的な疲労をとるため十分な睡眠をとり、気分をリフレッシュしましょう。

5 ビタミンC、E、を多く含む食品の摂取。
・ビタミンC(メラニン色素の漂白作用)
・ビタミンE(血行促進と抗酸化作用)

6 抗酸化成分を含む食品の摂取
・ ポリフェノール(赤ワイン チョコレート)
・ コエンザイムQ10(レバー アボガド)
・ リコピン(トマト スイカ)
・ 亜鉛(牡蠣 赤身の肉) など

タルミ取りと対策


タルミの原因

たるみイメージ1 真皮層のコラーゲンやエラスチンの質の低下と水分不足。
加齢により体内に水分を溜めておく物質、コラーゲンそのものが減少していき、肌のみずみずしさが失われていきます。

コラーゲンは本来、体内で常に新しく合成され、古いものはゆっくりと分解されて帳尻が合うようになっています。
ところが、加齢によりコラーゲンの生成能力が衰えると、分解のほうが早く進んでしまい、合成が間に合わないということになるのです。
すると、体内のコラーゲンが減少し、肌のみずみずしさが失われてしまいます。

また、紫外線によってコラーゲンを作り出す繊維芽細胞の、たんぱく質分解酵素が活性化し、コラーゲン分解は促進されコラーゲンが減少してしまうのです。
一度分解されたコラーゲンはもう自力では生成されることはありません。
さらに、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の低下や、活性酸素の増加もコラーゲンの減少に大きな関わりがあります。

2 皮下脂肪の蓄積
加齢やストレスなど、様々な原因により血行や新陳代謝が衰え、脂肪が燃焼しにくくなり溜まり、さらに重力の影響により下がってきます。

3 脂肪の下の表情筋の衰え
加齢に伴う筋肉量減少や機能低下により、増えてきた脂肪を支えられなくなります。


対策法

・ 水分の補給
肌のハリに重要なコラーゲンを作り出す際には水分をたくさん必要とします。

・ UVケア
紫外線により、肌のハリに重要なコラーゲンの分解が促進されてしまいます。

・ 肌のマッサージ
血行、新陳代謝の活性化により肌のすみずみまで十分な栄養素を届けます。

・活性酸素対策〜タルミの他にも様々な肌トラブルの原因となる活性酸素
・喫煙しない
・ストレスをためない
・食生活〜肌のハリ、うるおいを作り出すビタミン類を多くとる
・コラーゲン生成をサポートするビタミンC
・血行促進、代謝促進により若返りをサポートするビタミンE

乾燥肌対策とスキンケア


乾燥肌のメカニズム

乾燥肌イメージ潤いが少なく、カサカサしている肌を乾燥肌(ドライスキン)といいます。

通常、皮膚の表面の角質層には、体の水分蒸発を防ぎ、ウイルス・化学物質等の侵入を防ぐバリアと呼ばれる優れたしくみがあり、体の大切な水分喪失を防いでいます。角質層には皮脂や、角質細胞の天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質(セラミド、コレステロール、脂肪酸など)という3つの潤いが備わっています。

しかし、脂質(セラミド)生成力が低いと角質細胞の隙間が埋まらず、角質層上部の皮脂膜もセラミドが少ないと形成され難く、角質層上部の角質細胞は大切な水分を次々に失い角質細胞の間は隙間だらけとなり、バリア機能が低下し必要以上の水分蒸発を防ぐことができないのです。

角質細胞間が隙間だらけの乾燥肌(敏感肌)では、皮膚は刺激に過敏となり、炎症や湿疹など様々な肌トラブルを起こしやすくなります。


乾燥肌の原因

1 湿度・気温の変化
冬は湿度も低く、空気も乾燥するため肌の水分はどんどん蒸発してしまいます。
さらに寒さのため、皮脂と汗の分泌も少なくなります。またエアコンの影響もかなりあります。

2 ダイエットや偏食
無理なダイエットや偏った食事により、肌に十分な栄養が届けられず、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。

3 寝不足、疲労、ストレス
寝不足、疲労、ストレスは血行不良、新陳代謝不良など、さまざまなバランスをくずしてしまいます。肌に栄養を届けるための血液の流れが悪くなるので乾燥や肌あれが生じます。

4 加齢
皮膚のうるおいを保つ役割のNMF(天然保湿因子)や皮脂、セラミドさらにはヒアルロン酸などが年齢とともに減少してしまいます。

5 間違った洗顔
洗い流すときは、体温より高いお湯で洗ってしまうと肌のうるおいに必要な皮脂まで溶けて失ってしまうため、水またはぬるま湯でよくすすぐようにしましょう。

6 間違ったスキンケア
乾燥すると油分を補いがちですが、乳液やクリームでは水分の補充にはなりません。
また、界面活性剤、アルコール、鉱物油、着色料、香料などが入っている基礎化粧品を長年使用していると、皮膚のバリア機能が壊れてしまい、肌の中の水分が蒸発してしまいます。


乾燥肌対策

保湿イメージ1 保湿
乾燥に一番必要なのは水分です。乾燥を防ぐにはまず、化粧水などで十分な水分を補うことが一番重要です。その後に乳液などで油分の膜を作り水分の蒸発を防ぎます。

お肌への水分補給にはとくにヒアルロン酸という成分が効果的です。ヒアルロン酸には、1gで6リットルもの水分を抱え込むほどの保湿力があり、細胞どうしをしっかりと結びつけて、肌をしっとりと柔らかく保つ効果があります。
お風呂上りや洗顔後はすぐに、水分をたっぷりと補うようにしましょう。

2 UVケア
紫外線により、肌の水分が奪われるとターンオーバーは乱れ、さらに乾燥してしまいます。日焼け止め剤は1年中使用し、紫外線が強い時期はさらに日傘、帽子なども使用しましょう。

3 バランスのとれた食事
肌に栄養を与えるのは血液で運ばれる栄養素です。血液から栄養をもらって肌は細胞分裂し、セラミドなどのうるおい成分も生まれます。

4 部屋の保湿
室内が乾燥していると、肌の水分もどんどん蒸発してしまいます。秋冬には加湿器を置くのが理想です。また、夏場もクーラーで乾燥しますので注意が必要です。 

5 入浴
入浴はお肌の血行促進、新陳代謝を高めるだけでなく、毛穴をひらき肌の奥につまった細かな汚れも落としてくれます。


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