ウイスキーの雄サントリーと日本推理作家協会のコラボレーションイベントとして毎年行われている「シングルモルト&ミステリー
」
今年はイベント10周年ということで、これまでに優勝した作家の皆さんが一堂に会して「シングルモルト歴代チャンピオン大会」として開催されると聞き、こっそりと覗きに行ってきました。
「シングルモルト&ミステリー」ってどんなイベントなの?
何故、推理作家とウイスキーの組み合わせなのか?
そのこと自体が「ミステリー」と言えなくもありませんが、それは僕には分かりません(笑)
10年に渡って毎年行われているこのイベントは、酒とウイスキーを愛して止まない推理作家の方々が集まり、自分の好みでウイスキーをヴァッティングして、その味の優劣を競うという推理小説ファンには堪らないイベントです♪
で、競うだけで終わってはつまらないので、毎年栄えある優勝者のヴァッティングしたウイスキーが実際に発売されちゃうというのが、このイベントの面白いところ。
一説には、このイベントでの優勝は一つの文学賞を受賞するのに匹敵するとかしないとか(笑)
ヴァッティングするってどういう事?
ウイスキーの面白いところは、大麦という一つの材料から作られるにもかかわらず、製法や作られる場所によってその味・香りが全く違ったモノになることではないでしょうか?
まさに、無限の想像力をかき立てられるお酒♪
一口にウイスキーと言ってもいろいろな種類があり、その中でも際だった個性を持っているのがシングルモルトウイスキーです。
(参考→ウイスキーの種類)
そんな個性豊かなシングルモルトウイスキーを、ブレンドして全く新しいウイスキーの楽しさを想像して行くのがヴァッティングです。
「シングルモルト&ミステリー」のイベントでは、推理作家の方々が自らの想像力とウイスキーを愛する心を注ぎ込んで、ヴァッティングしていきます。
一体どんな世界観が広がるのか、ワクワクしますよね♪
推理作家が創ったウイスキー達
それでは、今回登場した推理作家の方々が、どんなウイスキーをヴァッティングしたのか見ていきたいと思います!
謎2000のブレンダー「大沢 在昌」氏のテーマは「夜風」
軽やかで華やかな大人の味を目指したそうです。
謎2001のブレンダー「小池 真理子」氏のテーマは「希望」
軽やかな甘みを含んだ華やいだ希望をイメージ
謎2002のブレンダー「桐野 夏生」氏のテーマは「メタボラ」
軽やか・華やかで食事の時に飲めるウイスキー、だけどちょっとスモーキーな感じ
謎2003のブレンダー「馳 星周」氏のテーマは「雨の森」
雨の後の森で、新緑・土・草のニオイが香り立つような濃厚でスッキリしたウイスキー
謎2004のブレンダー「石田 衣良」氏のテーマは「二人」
甘くて深くて後を引くウイスキー
謎2005のブレンダー「福井 晴敏」氏のテーマは「ユニコーン」
テーマの理由は「ガンダムユニコーン」の原作をやっているから(笑)サントリーさんと一緒に「ガー!」と行きたい!!
謎2006のブレンダー「今野 敏」氏のテーマは「花」
ずっと忍んで今年こそは開花するイメージで、大人の深みを目指したけどちょっとイマイチだったかも・・・?
これまで何度も参加するも無冠の「逢坂 剛」氏のテーマは「終章」
静かに消えていく最後に美味しく飲めるお酒をイメージ
毎回自分の道を貫きそれがために無冠の「北方 謙三」氏のテーマは「両断」
このウイスキーを女性のスリーサイズに例えると「95−50−95」と、自らの理想的な女性像を創った。後は俺を認めるかどうかだ!
いやー、それにしても、作家の皆さんの話がスゴク面白い♪
作家というと、部屋にこもってちょっぴり不健康という勝手なイメージを持っていたのですが、どの方も「素敵な大人」という言葉がピッタリ。
知識もあって、ユーモアがあって、楽しげ。
ああいう大人になりたいモノですw
こんな魅力的な人達が創ったお酒ならどれを飲んでも楽しい気分に浸れそうですが、最後に選ばれて実際に発売されるのはこの内1本だけ!
一体誰が優勝するのか!?
そしていよいよ謎2007のブレンダーが決定!
各作家さんからのプレゼンテーションが終わり、一旦、シングルモルトを試飲できる休憩時間を挟んだ後、いよいよ「謎2007」のブレンダーが決定します!
審査は、今回ブレンドした9名に、サントリーからチーフブレンダーである「輿水精一」を含む3名を加えた12名によるお互いの投票によって行われます。
自分で創って自分で投票するのでは票が割れるのでは?と思ったりもしたのですが(実際みなさん、まず自分の酒を探したそうw)、そう巧くは行かなかったみたいです(笑)
「自分のウイスキーがどれだか分からない」、と。
そんなわけで見事に票は集中し、見事「謎2007」のブレンダーに選ばれたのは!
「大沢 在昌」氏!
テーマは「夜風」です。
輿水精一氏のコメントによれば、「スモーキーだけど透明感があり、抵抗感が全くない→バランスが良い」とのことで、投票者の多数が大沢氏のウイスキーに投票していたとのことです。
そして優勝者である「大沢 在昌」が、その場でボトルのデザインにサインを入れ、ボトルデザインが完成♪
今回はウイスキーの琥珀色を活かすためにボトルに直接ラベルを印刷したそうです。で、完成したのがコレ!
おぉ、なんだかとっともウイスキーが飲みたくなってきましたよ!
ホントはすぐに謎2007をゲットして・・・と行きたいところですが、これから4ヶ月間樽の中でじっくり寝かせて10月から発売になるそうです。
じゃ、仕方ない、普通に飲みに行きましょうか(笑)
謎2007の購入は?
謎2007、推理小説ファンでなくとも絶対味わってみたい逸品ですよね〜
発売は10月からなのですが、限定生産品ということで今から予約受付中です♪
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